無良が自己ベスト更新、男子SP首位発進 フィギュア全日本選手権

フィギュアスケート全日本選手権第2日が23日、大阪・東和薬品ラクタブドームで行われ、男子ショートプログラム(SP)は無良崇人(25=洋菓子のヒロタ)が国際連盟(ISU)非公認ながら“自己ベスト”を更新する90・34点で首位発進した。宇野昌磨(19=中京大)が88・05点で2位、田中刑事(22=倉敷芸術科学大)が85・68点で3位。4連覇していた羽生結弦(22=ANA)はインフルエンザで欠場している。

【写真】4回転トーループを転倒するなどSP2位だった宇野昌磨

 無良は4回転トーループでバランスを崩すも着氷。続くトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は高いジャンプで見事に成功した。3回転ルッツ-3回転トーループもしっかりとまとめる。終盤、躍動感あふれるステップで観客を魅了し、ほぼ完璧な演技を披露した。